2024.08.30
相続
相続預金の解約手続き
相続財産に預貯金がある場合、預貯金の解約手続きをすることになります。
司法書士に不動産の相続手続きをご依頼される場合には、
この預金解約手続きを合わせてご依頼いただくことも多いです。
では、預金解約手続きは専門家に依頼するべき難しい手続きかというと、
そんなことはないと思っています。
実際、自分たちで手続きを完了されている方も多くいらっしゃいます。
司法書士に依頼される方の傾向としては、
・各銀行とやりとりして、書類を揃えたり記入したりするのが大変と感じる
・不動産相続の手続きと合わせて、すべての手続きを任せたい
といった方が多いでしょうか。
どちらでも良いかと思いますが、ご自身で預金の手続きをされるとしても、
1.預金解約手続きをご自身で行う
2.相続(不動産)について司法書士に相談する
という順番で手続きを行うと、実は書類の押印が二度手間になっていたり、
記入書類や、書類を揃えるといった負担が増えている場合がありますので、
これから相続の手続きを進めていこうという場合は、
先に司法書士などの相続の専門家に相談するのが良いと考えています。
また、そうすることで、不測の事態や思わぬ見落としも防ぐことができると思います。
こちらも相談がしやすい環境を整えていきたいですね。
司法書士 佐々木孝洋